
家電操作をスマートスピーカーの音声トリガーで使うことは一般的な使い方かと思いますが、Webサービス同士を連携することができるWebサービス「IFTTT(イフト)」とスマートスピーカーと連携することで、仕事を効率化したいと企んでいるRPA Designingです。
今回は、Amazon Echo(Amazon Alexa)とGoogle Nest(Google Assistant)、IFTTTと連携すると何ができて、どちらが便利に使えるかを紹介します。
IFTTTと連携できるスマートスピーカーの種類
Amazon Echo(Amazon Alexa)
アマゾンのAIアシスタント「Alexa」を搭載するスマートスピーカーが「Echo」シリーズです。Echoシリーズは小さい順にEcho Dot、Echo(Echo Dot with clock)、Echo Studioがあり、ディスプレイ付モデルは、Echo Show 5、Echo Show 8、Echo Show 10の3種類あります。
Google Nest(Google Assistant)
GoogleのAIアシスタント「Google Assistant」を搭載するスマートスピーカーが「Nest」シリーズです。「Nest」シリーズは小さい順にGoogle Nest Mini、Google Nest Audioがあり、ディスプレイ付モデルは、Google Nest Hub(7インチ)、Google Nest Hub Max(10インチ)があります。
IFTTT ✕ Amazon Alexa 設定できるトリガー

トリガー名 | トリガーの意味 |
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Say a specific phrase | 特定のフレーズを言う |
Ask what’s on your To Do List | やることリストの内容を尋ねる |
Item added to your To Do List | やることリストに追加されたアイテム |
Item completed on your To Do List | やることリストで完了したアイテム |
Item edited on your To Do List | やることリストで編集されたアイテム |
Item deleted on your To Do List | やることリストから削除されたアイテム |
Ask what’s on your Shopping List | 買い物リストに何があるか尋ねる |
Item added to your Shopping List | 買い物リストにアイテムが追加 |
Item completed on your Shopping List | 買い物リストにあるアイテムが完成 |
Item edited on your Shopping List | 買い物リストで編集されたアイテム |
Item deleted on your Shopping List | 買い物リストからアイテムが削除 |
Ask for a sports team’s score | スポーツチームのスコアを尋ねる |
Ask for a sports team’s next game | スポーツチームの次の試合を尋ねる |
New song played | 新しい曲が再生(Amazon Musicの曲が対象) |
Your Alarm goes off | アラームが鳴りはじめる |
Your Timer goes off | タイマーが鳴りはじめる |
トリガーは16種類あります。特徴は、「やることリスト」、「買い物リスト」といったAlexaアプリで管理できるリストと連携している点です。
仕事をする上では、やることリスト(ToDoリスト)を音声で管理できるようになる点は有効です。
やることリスト(ToDoリスト)管理を音声で
「ToDoリスト」の追加は、Amazon Echoに向かって「アクレサ、やることリストを追加」と話しかけると「何を追加しますか?」と聞いてくるので答えるだけです。その他、Amazone Alexaアプリでもアイテムの追加や編集が可能です。終わった後は「アクレサ、<登録したやること名>完了」と話しかければ完了にできます。
仕事をやる上で、誰でも何らかの形でToDoリストは作成しているのではないでしょうか。これをIFTTTと連携することで、例えば、やることリストの追加時や完了時にその内容をチャットツール(ChatworkやSlackなど)に投稿するように設定できます。自分用にしてもよいし、メンバーとの進捗共有用にすることもできますね。
音声だけでなくAmazon Alexaアプリからも実行できる
音声だけでなくAmazon Alexaアプリからもやることリストのアイテムの追加や編集ができるので、スマートスピーカーが近くになくても完了にできる点は、場所の成約がなくなり便利です。
IFTTT ✕ Google Nest 設定できるトリガー

トリガー名 | トリガーの意味 |
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Say a simple phrase | 簡単な定型句を言う |
Say a phrase with a number | 数字(変数)とフレーズを言う |
Say a phrase with a text ingredient | テキスト(変数)とフレーズを言う |
Say a phrase with both a number and a text ingredient | 数字(変数)とテキスト(変数)のフレーズを言う |
トリガーは4種類あります。Amazon Echoの16種類と比べたらだいぶ少ないですが、数字やテキストの変数を使えるという点が特徴です。例えば、数字の変数を使えばエアコンの温度指定などができます。
変数を活用し報告・共有に
仕事をする上では、日報として勤務時間を報告したり、SNSアカウントのフォロワー数の変化を記録したり、数字とテキストの変数をかけ合わせてお金の動きやタスクの進捗率などの共有に使用できます。
IFTTTと連携することで、内容をチャットツール(ChatworkやSlackなど)に投稿できることはもちろん、数字も扱えるので、スプレッドシートにデータを貯めていくことができます。日々の数値の変化を把握したい場合に便利ですね。
音声トリガーでブラウザ操作を行なうことはどちらも可能
Amazon Echo(Amazon Alexa)とGoogle Nest(Google Assistant)、どちらにも「特定のフレーズを言う/簡単な定型句を言う」というトリガーがあります。前回の記事「音声トリガー(Amazon Alexa)でブラウザ操作を実行(クラウドBOT)、取得したデータをチャットツール(Chatwork)で受け取る設定方法(IFTTT)」でも触れましたが、『クラウドBOT』を活用することで、音声をトリガーに、パソコンやスマホを操作をすることなくブラウザ操作を実行できます。
クラウドBOTの詳細はこちら
どっちがIFTTTを連携したら便利?
紹介したようにスマートスピーカーという同じジャンルですが、Amazon Echo(Amazon Alexa)とGoogle Nest(Google Assistant)とで、IFTTTで設定できるトリガーの種類、できることが異なります。
購入前に、スマートスピーカーを使って実現したいことを検討し、それがどちらを使えばより効率的にできるか見極める必要があります。この記事が参考になれば幸いです。