地図検索で上位表示を目指す施策であるMEO。Google検索の検索結果でも上部に表示されることもあり、業種問わず店舗運営をされている方は否が応でも意識していることでしょう。
MEO対策の基本として、Googleビジネスプロフィール登録・情報更新・口コミを増やすなどの施策がありますが、そこは詳しく解説しているブログもありますので、ここでは、MEO対策の順位チェックとして、ブラウザ操作を自動化して1日1回特定のキーワードで検索した際の上位3位までの店名を取得し、チャットワークに自動投稿する流れを紹介します。
自店舗が3位以内をキープしているか、3位に入っていないとすればどの店舗がランクインしているかを確認し、それら店舗のアクティビティを調査できれば、今後の施策立案に役立てることができます。
ブラウザ操作の自動化にはクラウドBOTを使用
クラウドBOTは、株式会社C-RISEが提供する国産のクラウド型RPAツールです。 専門知識なしでWEBブラウザ操作の自動化を行うことができます。
無料プランがあり、これまでRPAを使ったことがない方でも気軽に試してみることができます。 クラウド型なので普段使っているWEBブラウザ以外に特別なソフトを必要としない手軽さも魅力です。
国産RPAのため操作が日本語で大変わかりやすく、プログラミング知識のない人でも簡単に作業を自動化するbotを作成することができます。 操作マニュアルや動画も全て日本語で内容も充実しています。
気軽にRPAツールを試したい、ブラウザ操作を自動化・効率化したいという方にとてもおすすめのツールです。
チャットワークへの自動投稿はIFTTTを使って実現
IFTTTとは、数あるWebサービス同士で連携することができるWebサービスです。スマートスピーカーとWebサービスの連携も可能です。
クラウドBOTでのMEO対策状況確認フロー
クラウドBOTにログインしBOTを作成します。今回は「富山市 ラーメン」というキーワードの検索結果を表示させました。
1件目の店名テキストをコピーします。
データ名は「1位」としました。2件目、3件目も同様にテキストをコピーします。
BOTを保存します。MEO「富山市 ラーメン」としました。これでクラウドBOTでのBOT作成は完了しました。
次にIFTTTにてアプレットを作成します。「Create」をクリックします。
「If This」をクリックします。
「Cloud BOT」を選択します。
「BOT Done」をクリックします。
BOTにはクラウドBOTで作成したMEO「富山市 ラーメン」を選択し、「Create trigger」をクリックします。
「Then That」をクリックします。
チャットワークを選択します。Slackなど他のチャットツールもIFTTTに対応していれば選択可能です。
「Post a message」をクリックします。
投稿するroomを選択、messageを入力します。
messageには、BOT起動時間、1位から3位までの店名、最後に「富山市 ラーメン」の検索結果ページのURLを入力しました。「Create action」をクリックします。
「Continue」をクリックします。
「Finish」をクリックして連携の設定完了です。
ブラウザ自動操作のスケジュール実行画面です。スケジュール実行には、クラウドBOTの有料プラン契約が必要です。スケジュールは、1日ごと・1時間ごと・分間隔から選ぶことができます。期限や時間帯、曜日、日を指定することも可能です。
テストでBOTを実行してみました。チャットワークに添付画像ように投稿されました。
このように、簡単な設定で毎回自ら検索して調べる必要がなくなります。データ取得を続ければ、どの時点でランキングが変動したかも確認できるようになり、様々な施策の検証にも使えます。
MEO対策を実施している方の参考になれば幸いです。