マーケ・PR担当のみなさん、日々のエゴサお疲れさまです。エゴサを通して、自社の製品・サービスのリアルな声を聞けるのはとても嬉しいです。時に辛辣な意見、批判やクレームを目にすることもありますが、それはそれとして知っておきたい情報ですね。
最近では、企業のSNSアカウントが積極的にユーザーに対話を持ちかけるシーンが増えました。ユーザーとの繋がりにより重きが置かれているということでしょう。告知ツールとしてのみSNSを活用していた企業は、その意味のなさに気づき、SNSをやめるか、あるいはとことんコミュニケーションを取るかの二択を迫られているように感じます。
しかしながら、マーケ・PR担当のみなさんはヒマではないでしょう。毎回各種SNSにアクセスして検索窓に製品名・サービス名を入力、新しいクチコミがないか調べる、なんてことをしていたら時間がいくらあっても足りません。
そこで今回は、エゴサーチを自動化し、その情報をメールで受け取る方法を紹介します。
エゴサーチの対象は、ウェブ検索、Twitter検索、YouTube検索の3つとします。
エゴサツールの紹介・設定手順
設定はとても簡単で、もちろん無料で行なえます。初心者でも10分もあれば完了すると思うので、ぜひお試しください。
ウェブ検索のエゴサ自動化設定
ウェブ検索のエゴサには「Google アラート」を使用します。設定は簡単でキーワードを登録し、受け取る情報の頻度などを選択するだけです。
https://www.google.co.jp/alerts
検索窓にエゴサしたいキーワードを入力、「オプションを表示」をクリックします。
オプションにて頻度、ソース、言語、地域、件数、配信先を選ぶことができます。これで「アラートを作成」をクリックすれば配信先に設定したメールアドレス宛にメールが届くようになります。
Twitter、YouTubeのエゴサ自動化にはMicrosoft Power Automate クラウドを使用
TwitterとYouTubeのエゴサ自動化には、Microsoftが提供する業務プロセス自動化のためのRPA サービス「Power Automate」を使用します。アカウントを持っていない方は、事前にサインアップしてください。今回紹介するフローは無料版で実行できます。
TwitterとYouTubeのエゴサ設定の何れもPower Automate クラウドに元々あるテンプレートを活用し設定を変更するだけなので、簡単に設定できます。
Twitterのエゴサ自動化設定
Twitterのエゴサ自動化設定の手順は以前書いた「特定のハッシュタグがついたツイートがあったらメールを受信する方法(Microsoft Power Automate クラウド)」にて確認できます。
YouTubeのエゴサ自動化設定
YouTubeのエゴサ自動化設定の手順は以前書いた「【YouTubeエゴサーチ自動化】特定のキーワードを含む動画がアップロードされたらメール通知を受け取る方法(Microsoft Power Automate クラウド)」にて確認できます。
まとめ
この3つのエゴサ自動化設定、10分もあれば完了すると思います。忙しいマーケ・PR担当のみなさんの業務時間短縮や効率化につながれば幸いです。