クラウド型RPAの特徴と、現在注目されている3つのクラウド型RPA

クラウド型RPAの特徴と、現在注目されている3つのクラウド型RPA

今話題のRPAに「クラウド型RPA」が登場しています。一般的なRPA製品のようにサーバやRPA用の専用PCなどを必要とせず、クラウドサービスとしてRPAを作成し、Webサーバ上でロボットを実行できるサービスを指します。ここでは、クラウド型RPAのメリット・デメリットと、既存サービスの比較を行っていきたいと思います。

クラウド型RPAとは

最初に、クラウド型RPAとはどのような物かという点について触れさせて頂きたいと思います。
クラウド型RPAとは、Webサーバ上で実行する事のできるRPAサービスを指します。特に最近は、RPAの開発もWeb上で行える製品が登場しており、”RPAをちょっと試してみる”ができるようになってきています。

既存のRPA製品は、デスクトップアプリケーションをインストールした後、開発を行う。それを実行する。という製品がほとんどです。使い始めるまでに設備の準備やソフトウェアライセンスの購入が必要であり、「RPA導入したけどうまく使えなかったらどうしよう…」という不安から導入を諦める企業も少なくありません。
クラウド型RPAはまず、使ってみて(ほとんどのサービスで無料お試し期間が用意されています。)合わなければ導入しない。という選択ができます。
RPAって話題になってて気になっているけど実際どんなものなの?と気になっている方は、一度クラウド型RPAを利用してみる事をおすすめします。

クラウド型RPAのメリット・デメリット

導入の敷居が低いクラウドRPAですが、デスクトップ型のRPAを比較すると、できない事もあります。
もちろん逆にクラウド型RPAでしかできない事もあります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットをあげていきます。
あなたの会社にRPAを導入する場合、どちらを選ぶべきなのか、参考にして頂ければと思います。

クラウド型RPAのメリット

初期導入コストが非常に安い。

クラウド以外のRPAでは、ソフトウェアのライセンス料金に加え、RPAを稼働させるサーバ(場合によってはPC)
や、周辺設備の投資などが必要になり、使い始めるまで、200万円前後の初期投資が必要になるケースが少なくありません。
これに対し、クラウド型RPAは設備投資が一切必要なく、ライセンス料に関しても継続利用が見込める場合に支払って利用する形式となっています。

インターネット環境があれば、作成も実行も可能。

インターネットに接続されているブラウザがあれば、ロボットの作成も実行も全てWEB上で行う事ができます。
特別な設備も必要ありませんので、試してみたいと思った時に、手軽に初められる。これが一番のメリットではないでしょうか。

ロボットメンテナンスのサポートも安価になりやすい。

「RPAで何か不具合があった。」「ロボットが思うように動いてくれない」このような時に、RPAの導入支援を行っている会社にサポートを求めることもあるでしょう。この時、PCやサーバ上で稼働するRPAであれば、実際にエンジニアに来てもらう必要があります。通常のサポート費用にプラスして出張費が加算されるため、費用がかかりがちです。
クラウド型RPAの場合は、アカウント情報だけ共有されていれば、遠隔でサポートが行えるというメリットがあります。お互いにコストを抑える事ができます。

クラウド型RPAのデメリット

ブラウザ以外のものは操作できない。

デメリットというべきか、当たり前のことではあるのですが、クラウド型RPAはブラウザで動くアプリケーション以外の物を操作することはできません。ですので、必然的に操作対象は、クラウドサービスや、ブラウザで動くグループウェアなどに限定されることになります。
WordやExcel、PCの設定を変えるという操作はできないという事です。

しかし、現在アプリケーションのクラウドが進んでいますので、インストール型のソフトウェアはこの先5年でぐっと少なくなるのではないかと予想しています。
業務システムがクラウド化してしまえば、安価なクラウド型RPAのみで、業務の自動化ができると思います。

デスクトップ型RPAとクラウド型RPA、どちらを導入する?

デスクトップ型RPAとクラウド型RPA、どちらを導入したらいいの?と迷っている方はこちらを参考にしてみて下さい。
現在、大手の企業では、安価なクラウド型RPAで対応できるものはクラウド型RPAで、対応できないものはデスクトップ型のRPAで業務を自動化する流れが主流になってきています。

単純に費用が2倍かかるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、
皆さんに1つ知っておいて頂きたいのは、RPAで一番費用がかかるのは、「ロボットを作ってもらう費用」という事です。
RPAってプログラム必要ないよね?と思っている方、
その通りです。RPAは基本的にプログラミングの知識がなくても作れます。しかし、実際に業務を自動化しようとすると、業務をロジカルに考えるスキルがないとうまくロボットを作れないのです。

また、ロボットの作成に時間がかかってしまうため、その作成業務を外部に委託する企業が増えて来ています。
そこで発生するのがロボット作成代行や、メンテナンス代行ですね。
この数が増えると、RPAエンジニアのサポート費用が増える事になります。

この時、クラウド型のRPAで業務を自動化している部分に関してサポートのコストをおさせる事ができます。
もちろん、全体の費用感は非常に大きくなりがちですので、予算と相談の上、導入を検討される事をおすすめします。

現在主流となっているクラウド型RPA

ここでは、現在注目されている3つのクラウド型RPAをご紹介します。

『BizteX cobit』

 

BizteX株式会社が提供するクラウド型RPAです。国内初のクラウド型RPAとして注目を集めました。
プログラミングの知識がなくても簡単にロボットが作成できます。
初期投資が30万円とデスクトップ型のRPAに比べると安価で、スモールスタートが可能になっています。
ユーザの様々な要望に応えながら定期的にアップデートを行っているので、とても好印象でした。

https://service.biztex.co.jp/ 『BizteX cobit』

『Robotic Crowd』

 

株式会社チュートリアルが提供するクラウド型RPAです。
HTMLのセレクターや、Javascriptを使ってロボットを作成できるクラウド型のRPAです。
HTMLやJavascriptの知識が必要になってきますので、基本的にWebデザイナー以上の知識が必要になり、敷居は高めです。
しかし、作成したロボットは安定した稼働が見込めます。
料金は月額100,000円~となっています。

https://www.roboticcrowd.com/ 『Robotic Crowd』

『クラウドBOT』

株式会社C-RISEが提供するクラウド型RPAです。
こちらもプログラミングの知識なく作成できるRPAとして今注目されています。
ブラウザをクリックするとそのHTMLのセレクターを自動で掴みにいくようで、ロボットも安定して稼働しています。
初期費用、月額費用共に無料。利用規模に応じて有料プランへの切り替えが可能です。

https://www.c-bot.pro/ 『クラウドBOT』

既存のクラウド型RPAを比較

 BizteX cobitRobotic CrowdクラウドBOT
初期費用30万円30万円無料
月額費用10万円/20万円/30万円10万円無料
最低利用期間1年1年1ヶ月
ロボット数制限無制限2台無制限
ユーザ数制限無制限5人無制限
その他制限■全ロボットの合計ステップ数
・10万円/月:10万ステップまで
・20万円/月:30万ステップまで
・30万円/月:50万ステップまで
なし・無料プラン:BOT実行可能時間40分(無料延長可)
・有料プラン:3,000円/月~
無料お試し1週間無料トライアル有2週間無料トライアル有常に無料のプランあり

クラウド型RPA導入についてのまとめ

ここまで、クラウド型RPAの説明から、今注目されている製品のご紹介までさせて頂きましたが、
クラウド型RPAの導入で迷っている方は、まず、クラウド型RPAで何がどこまでできるのかを知る事から初めてみてはいかがでしょうか。
現在RPA業界でもっとも注目されているクラウド型のRPA『クラウドBOT』はほとんど全ての機能が無料で利用できる状況となっています。まず使ってみるには最適だと思います。

『つながるクラウド型RPA クラウドBOT』 > https://www.c-bot.pro/

慣れてきたあたりで、『BizteX cobit』や『Robotic Crowd』といった他のRPAのトライアルも試してみて、最終的にどのRPAを導入するのか、検討してみてはいかがでしょうか。

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